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持たざるリスクとは

持たざるリスク(もたざるりすく)とは、上昇相場において株などの金融商品を買わないことによって発生するリスクのことを指す。特に機関投資家やファンドなどでパッシブ運用を行っている場合で株などを買っていない状態で株価が上昇すると自身のパフォーマンスが相対的に低下するというリスクを指す。

また、単に買い遅れてしまったことから、買いに走るという相場における状況を指すような場合もある。個人投資家など外部にパフォーマンスを約束していない投資家にとっては、厳密な意味での「持たざるリスク」というリスクは存在しない。
あえて言うのであれば、高インフレを伴う株価上昇の場合に、資産の相対的な目減りという形で持たざるリスクが発生するといえる(インフレリスク)。

一方で、株を常に売買している投資家は株価水準に慣れてしまうことが多い(高値覚え・安値覚え)。株価上昇によって高値を更新していっても「株価が高い」と判断してしまいなかなか買いに踏み切れない場合もある。このような状況で本来は買うべきなのに買いに行かないということを戒めるため「持たざるリスク」という言葉が使われるようなケースもある。

もしかして?(持たざるリスク関連用語一覧)

  1. モーゲージバンク
  2. 物言う株主
  3. 目論見書
  4. 戻り高値
  5. 持ち株比率

 

 

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