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コストプッシュインフレとは

コストプッシュインフレ(供給によるインフレ)とは、インフレーションのメカニズムの一つ。供給量の縮小に伴うインフレーションであり、多くの場合景気後退と伴う「スタグフレーション」の状態となる。賃金上昇や原材料価格の上昇などにより引き起こされる。

日本の場合、輸入する原材料価格(原油価格など)が上昇するとそれにより商品原価も高くなる。また、賃金の上昇も同様である。特に賃金上昇は全産業で同時に起こればよいが、産業間にバラツキがある場合、例えば2次産業の効率性が上昇したが、1次産業の効率性がそれほど上昇しなかった場合は大きな問題となる。
この場合、2次産業従事者の給料(人件費)の伸びに従い、1次産業においても同様に採用コストは上昇する。こうなると、生産性の増加よりも人件費上昇の方が大きくなり、結果的に価格に転嫁せざるを得なくなる。

もしかして?(コストプッシュインフレ関連用語一覧)

  1. 後場
  2. 高金利通貨
  3. 個別元本
  4. 学資保険
  5. コモディティ

 

 

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