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信用取り組みとは

信用取り組み(しんようとりくみ)とは、信用取引における買い残(買い建玉の残高)や売り残(空売りの残高)の状況のこと。売り残が多い(売り長)の場合取り組みが悪いといわれ、買い残が多い場合は取り組みが良いといわれる。

信用取引は将来必ず決済する必要がある建て玉である。買い残は将来の売り圧力、売り残は将来の買い圧力となる(反対売買の場合)。そのため、買い残が多い場合には将来、ポジションを決済するために売りが入る可能性が高く、逆に売り残が多い場合には買い戻しによる買いが入る可能性が高い。

ただし、単純に取り組みがよければ株価が上がり、取り組みが悪ければ株価が下がるというわけではない。一般には、取り組みが良く・株価も高い場合には買い残が多くても、その買い残は株価上昇時に回転している可能性があり、将来の売り圧力は限定的となる可能性が高い。逆に、買い算が積み上がり取り組みが悪化しながら株価が下落している場合には、その買い残は「しこり玉」となる可能性が高く、多くの買い建てしている投資家が含み損を抱えていることになり、将来の売り圧力として意識されやすくなる。
売り算の信用取り組みについても買い残の場合と同様のことが言える。

信用取り組みに関する特選サイト
信用取り組みについて金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

信用残(買い残と売り残)

もしかして?(信用取り組み関連用語一覧)

  1. ジャンク債
  2. シャープレシオ
  3. 私募
  4. 商業銀行
  5. 下値支持線

 

 

信用取り組みの登録カテゴリ情報

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