ゼロサムゲームとは
ゼロサムゲームとは、経済学における「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論における用語。参加者の得点と失点の総和(サム)が0(ゼロ)になるゲームのことをさす。対戦者同士が一定の得点を争いあうようなゲームなどが代表的である。ゼロ和とも呼ばれる。 例えば、2人のプレイヤーが参加するゲームでそれぞれが1,000円ずつを出し合って、ゲームの勝者が出し合った資金を総取りするようなゲームが挙げられる。(この場合は勝者2,000円、敗者0円となり、当初の資金の合計額である2,000円と変化がない) 投資においては市場が拡大しない市場は、ゼロサムゲームとなる。たとえば代表的な資産運用市場において「株式市場」は非ゼロサムゲームである。これは株価が上昇することにより新たな価値が創造される一方、株価の下落により価値が減少するためである。 株式投資の場合 外国為替取引の場合 ちなみに、上記の例では仲介業者(胴元)による手数料を考慮していない。例えば、ゲーム自体はゼロサムであっても、ゲームにおいて手数料を仲介業者が取る場合にはその手数料分だけ市場の総和は小さくなる。そのため、最終的にはマイナスサムゲーム(得点と失点の総和がマイナス)となることもある。 |
ゼロサムゲームに関する特選サイト ・為替取引はゼロサムゲーム?(外為投資のリスク) もしかして?(ゼロサムゲーム関連用語一覧)
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